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各診療のご説明(保険)

各保険診療について詳しくご説明いたします。

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂症

眼瞼下垂という診断名が若い年代の患者様でつくとすれば、ほぼ先天性の眼瞼下垂だと思いますが、クリニックによっては眼瞼下垂という言葉を乱用している場合もあります。
すなわち、不安をあおって治療をするような例です。
後天的に40代ごろから少しずつ起こってくる眼瞼下垂は、皮膚のたるみであったり、ハードコンタクトの長期にわたる連用による目を開ける筋肉のゆるみによるものです。
このように、まぶたの皮膚がたるみすぎて目を開けるのが困難になる、もしくは目をを開ける機能が弱った場合を眼瞼下垂といいますが、眼瞼下垂の方はおでこの筋肉を緊張させることで眉毛を挙げて目を開こうとします。
その刺激が頭頂部から首の後ろの筋肉まで伝わり肩こりの症状が出現するといわれています。
これが、眼瞼下垂の方で首や肩のコリの症状をお持ちの方が多い理由です。
これら症状のある方に対して、眼瞼下垂症手術を行いますが、手術をすることで目が開きやすくなり、おでこが楽になることが多く、術後楽になったという声をよく聞きます。
手術をして原因を除去すると、徐々に首や肩の自覚症状も改善していくことでしょう。

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ケロイドとは

基本的にケロイドは一部のケロイド体質の人にのみ生じるものです。
できやすい部位としては肩口(二の腕)、胸回り、へそ下、顎下などに多く生じます。
特徴として、皮膚に緊張がかかる部位で生じやすく、ケガの範囲を大きく超えて、皮膚の緊張の向きにどんどん進展していきます。
ケロイドとは皮膚にできた傷の直りが悪い、というだけではなく、患者さんご自身のケロイド体質により、治そうという通常の必要量以上にコラーゲンが異常増殖してしまい、傷口が膨れてできる病態です。
これに似ているものとして【肥厚性瘢痕】というものがありますが、これは傷口に絶え間なく刺激が加わるなど、何かしら原因があって生じるもので、先述のケロイドとは違い、誰にでも生じうるものです。
「私、ケロイド体質です」とおっしゃって診させていただく患者さんのほとんどは肥厚性瘢痕を経験したことがある通常の体質の方で、本当のケロイド体質の方はあまり多くありません。
虫刺されや吹き出物、BCG注射などの後からこれらがすぐに発生してしまう方は、ケロイド体質であることは間違いないと思います。

治療として考えられるのは

  • 1. 内服(トラにラスト:リザベン)
  • 2. ステロイドテープ貼付(ドレニゾンテープ)
  • 3. ステロイド注射(ケナコルト)
  • 4. 圧迫・テーピングなどの自己ケア
  • 5. 切除(部分切除、減張のための皮弁)
  • 6. 放射線照射(電子線)

まずは1~4のように、保存的に通院しながら改善を図ります。
ケナコルトというステロイドの注射をしてから、ケロイドの高まりが小さくなり、かつ色の赤みが落ち着いたところで再発しないように経過を見ることになりますが、場合によっては切除などをさらに追加します。
切除の目的は、完全に取り除くことではなく、今あるケロイドの広がり(面積)を小さくすることですので、ケロイドの辺縁はとらずに残すデザインにすることがよくあります。
そうすることで、手術した傷跡からさらにまた新たなケロイドができるのを防ぐのです。
ただ、ケロイドは体質であり、上記のような手順で治療してもなお再発のリスクはありますので、これに放射線(電子線)の追加照射をするのが安心かと思います。

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ニキビとは

毛穴が角質成分でふさがれた状態が、いわゆる「黒ニキビ」「白ニキビ」です。
ここに、皮脂分泌の増加や細菌感染などが加わると、毛包が膨らみ、炎症を起こして「赤ニキビ」となります。
「赤ニキビ」になると、炎症は毛包周囲に及び、ひどい場合には炎症が治まってからも瘢痕(きずあと)として皮膚が硬くなったりくぼんだりする「ニキビ痕」の状態となってしまいます。
痕を治すのは非常に大変なので、まずはニキビの発生を抑え、生じてしまった炎症は早く終息させることがニキビ治療の根本となります。

治療を受けていないニキビの多くは、保険診療で改善します。
基本治療は下記の5つです。

  • ・抗生剤(塗り薬)
  • ・抗生剤(飲み薬)・・・膿んだり腫れたりしたニキビが多い場合
  • ・漢方(飲み薬):肌のバランスを整える
  • ・ビタミン剤(飲み薬)
  • ・予防薬(できにくくするためのゲル)

近年、ニキビの原因となるコメドの除去に効果的な塗り薬も、続々とニキビ治療の保険適応となりました。
患者さんの状態やご希望に応じて、漢方薬の処方もいたします。体質に合えば、非常に有効な治療のひとつです。

ケミカルピーリング

ピーリング剤を塗布することで、古い角質層を薄くはがし、肌のターンオーバーを促進する治療です。毛穴の入り口のつまりを解除し、皮脂の蓄積を抑制するため、ニキビの治療に効果的です。また、ニキビ痕の色素沈着を改善する効果もあります。

美容点滴

ビタミンCには酸化作用、抗炎症作用があり、ニキビの炎症を抑え、悪化を予防する効果が期待できます。また、コラーゲン産生を助ける作用があるので、にきび痕の予防にも役立ちます。美白作用もあるので、色素沈着予防・治療にも有効です。
肌、髪、爪をきれいにするビオチンや、パントテン酸を多く含んだ美肌点滴もご用意しています。

睡眠

肌のゴールデンタイムといわれる午後10時~午前2時にかけて、毎日6時間以上眠るのが理想的ではありますが、現代社会でこれを厳密に守るのはなかなか難しいでしょう。まずは、12時前後に決まった時間に床につき、できるだけ6時間は眠ることから始めてください。
また、ぐっすり眠るため下記の方法を取り入れてみてください。

  • ・寝る前にはパソコンやテレビなどの強い光の刺激を避ける
  • ・ぬるめのお風呂で体を温める
  • ・ストレッチなどの軽い運動をする etc

洗顔

意外とお顔を洗えていない方が多いようです。髪の毛で隠そうとするほどその部位にニキビが増えるように、菌や皮脂が増えるほどニキビが増悪するリスクとなります。
ニキビができやすい時期(ストレスが多い、もしくは生理前後)だけでも、よくできる部分を中心に、お昼休みでも積極的に洗顔を追加してみてください。
驚くほどニキビができにくくなるはずです。
水洗いだけの洗顔の効果は低いので、なんでもよいので肌に合う石鹸を使ってみてください。ケミカルピーリングという角質を落とす治療をクリニックでしている方は、使う石鹸にピーリング作用のあるものもあります。
上手に工夫しながらニキビを減らしましょう。

食生活

甘いものの摂取量が多い方は、必ずニキビが増えます。特に乳製品が好きな方も要注意です。
(ただ、世界でのニキビと食生活に関する研究データでは、ニキビとチョコレートとの相関性はなさそうです。 )
好きなお菓子を1/3にすると、ニキビの数も1/3に減るはず!と頑張って節制に取り組んでみましょう。

ストレス

ストレスを受けると男性ホルモンの分泌が高まり、皮脂が過剰に分泌されます。
ストレスの全くない生活、というのはちょっと現実離れしていますが、気分転換やリラックス時間を、忙しい日常にも上手に織り込んで、適度にストレス解消ができればいいですね。
また、女性の場合、ホルモンバランスが大きく変わる生理前の1週間は黄体期と呼ばれ、肌の状態が不安定になりやすい時期です。この時期をうまく乗り切って、ニキビを悪化させないこともキーポイントの一つです。
漢方はこのホルモンバランスを整え、ゆっくりとニキビのできにくい肌を作るのにとても有効です。

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おでき、粉瘤

おでき・皮膚のできもの・しこり

「おでき」とひとくちに言っても、皆さんのイメージは様々でしょう。 一般的には、皮膚にできたしこりやふくらみ、赤く腫れて盛り上がった状態など、すべて「おでき」という言葉で表現されているようです。クリニックにも「おできができました」という訴えで受診される患者さんはたくさんいらっしゃいます。「おでき」と呼ばれているもので、比較的よく見られる例には次のようなものがあります。

赤くも痛くもないが、皮膚や皮下にしこりを触れ、徐々に大きくなる

*皮膚腫瘍・皮下腫瘍・・・皮膚や皮下の組織の一部が異常に増えて、塊になったものです。
この中で、特によく見られるのが粉瘤(アテローム)です。
粉瘤(アテローム)とは、角質をつくる細胞でできた袋が皮膚の中に生じ、徐々に袋の中に角質がたまって大きくなっていく腫瘍です。多くは何の症状もないままに、少しずつ大きくなっていきますが、擦れたり圧迫したりといった刺激をきっかけに赤く腫れてしまうと、少々厄介です(→炎症性粉瘤の項目を参照)。
できれば、何の症状もないうちに、手術で袋をそっくり取り除いたほうが良いでしょう。袋が小さい内なら、傷も小さくて済みます。皮膚腫瘍や皮下腫瘍は種類も様々です。中には悪性のものも少ないながら存在します。気が付いたら、特に症状が無くても早めに医療機関でチェックしてもらうことをお勧めします。

当院ではくりぬき法もやっています。
くりぬき法とは、小切開で写真のように小さな穴から取り出すので傷跡が小さく済みます。
但し既往の炎症の有無などによって、適応できない場合がありますが、いずれにしても最善の方法を提案いたします。

くりぬき法

赤く腫れて、痛みのあるふくらみができているとき

*せつ、よう...毛根の組織に細菌感染を生じ、赤く腫れた状態です。
せつは1本の毛の炎症、ようは複数の毛に炎症を生じた場合を指します。
炎症が軽度の場合には、抗生物質の内服と外用で収まりますが、炎症が進んで膿が溜まると薬の効きも悪く、痛みや腫れも強くなるため、切開などの方法で溜まった膿を出す処置が必要になります。

*炎症性粉瘤...前述の粉瘤という腫瘍の周りに細菌感染を生じ、赤く腫れて痛むようになった状態です。
軽症のうちは抗生物質の内服と外用で様子を見ますが、炎症が進んだ場合には皮膚を切開し、溜まった膿を出す処置を行います。この際、可能な限り粉瘤の成分である袋や、袋の中身の角質を除去した方が、炎症も早く収まります。
当院では、局所麻酔での腫瘍切除手術も行っています。
手術による傷跡は避けることができませんが、形成外科専門医が細い糸で丁寧に縫合し、なるべく目立たず綺麗に治るよう配慮しています。また、腫瘍の状態によっては関連施設の病院へのご紹介もいたしますので、お気軽にご相談ください。

じんましん(蕁麻疹)

突然、虫刺されのような赤いふくらみが皮膚に出現し、強いかゆみを伴います。ふくらみの数は増えたり、くっつきあって地図状になることもあります。こすれたり、圧迫されたりしやすい場所に生じる傾向があります。皮膚だけでなく、口やのどの粘膜、腸管などにも生じることがあり、このような場合、呼吸困難や下痢をきたします。
原因は特定できないことも多く、じんましんの症状を抑えるため、抗ヒスタミン剤の内服による治療が主体となります。症状が強い場合には、ステロイドの内服および抗ヒスタミン剤やステロイド剤の注射も行います。
発症の状況や、血液検査などから原因が明らかな場合には、その除去を行います。じんましんの原因は、食べ物、アレルゲンとの接触、物理的刺激(こすれる、日光に当たる、冷たいものにさらされるetc)、体温の上昇など、実にさまざまです。

虫さされ

蚊・ブヨ・アブ・蜂などの昆虫に刺されて生じます。
刺された直後からかゆみや赤みが生じる場合と、翌日以降に症状が出て、ひどく腫れたり、水ぶくれになったりする場合があります。小さいお子さんの場合、後者が多く見られるようです。
いずれも急性の強い炎症症状なので、比較的強いステロイドの塗り薬を短期間使用します。痒みや腫れが強ければ、かゆみ止めの飲み薬も処方します。
かき壊すと傷になり、跡が残ったり、とびひなどの感染症状を引き起こしたりする危険があります。

帯状疱疹、ヘルペス

帯状疱疹

子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスが神経節に潜み、再度活性化して発症します。疲労やストレス、免疫抑制剤の投与などによって引き起こされる免疫力の低下に伴い、症状が出ることが多いようです。
皮膚の症状は特徴的で、神経支配に一致した部位で帯状に小水疱が集まりますが、発症初期は水疱が点在するのみで、診断が難しい場合もあります。皮膚の症状に先だって、ピリピリとした違和感や、痛みを訴える患者さんもしばしば見られます。多くの場合皮疹や疼痛は体の片側のみに出現します。
治療法は抗ウイルス薬の内服や点滴が原則です。痛みのコントロールも重要で、消炎鎮痛剤や神経の回復を促す薬の投与も行いますが、痛みが長引く場合もあり、注意が必要です(帯状疱疹後神経痛)。

単純疱疹(ヘルペス)

腔内や唇、眼瞼、性器などに小さい水疱の集まりが生じる疾患です。単純ヘルペスウイルスの感染が原因です。 成人のヘルペスで最も多いのが、唇に発症する口唇ヘルペスです。
まず痒みや違和感といった前駆症状(「ムズムズする」と表現する患者さんが多いようです)が現れ、1~2日して赤みと腫れが生じ、水疱が発生します。症状に応じて、抗ウイルス薬の外用剤や内服薬を処方します。

イボ

老人性イボ(脂漏生角化症)

中年以降の顔面、頭部、体幹などに見られる茶色~黒褐色の良性腫瘍です。 20代くらいから出現し、加齢とともに増加する傾向にあります。しみの一部から隆起してくる場合も多く見られます。
治療法は、より綺麗に治療するためにも、レーザーによる除去がおすすめです(自費治療)。

イボ(アクロコルドン)

首周りのぽつぽつが気になる方はいらっしゃいませんか?
これはアクロコルドン(スキンタグ)、もしくは場合によっては脂漏性角化症(老人性疣贅)というものだと思われます。1個だけということは普通考えにくく、複数個が首回りに散在することが多いです。衣類などに引っかかってチクチクしたり、ざらざらとした手触りが気になったりします。
年齢に伴い増えてくるものですが、家系などによっては若いうちから気になる方もいらっしゃいます。このような悩みを感じている方も多いはずです。
治療方法としては、どちらの場合も、CO2レーザーで削る治療が効果的です。
(スキンタグの場合は手術用はさみで切除する方法もあります。)
これらは放っておいても消えませんし、それどころか年々増えていく一方です。
あっさりと簡単に取れてしまうものですので、悩まず相談して見られてはいかがでしょうか。

イボ(アクロコルドン)

イボ

イボ(尋常生疣贅)

皮膚にできた小さい傷などから、ヒトパピローマウイルスというウイルスが感染し、イボを作ります。手や足の指、膝などにできるイボは、固く表面がざらざらした突起物として認められます。足の裏にできるイボは、体重で圧迫され、扁平でざらざらした面状になります。複数のイボが敷石状に密集して多発することもあります。顔面や首には、固く糸状に突起したイボができることもあります。
イボの主な治療は、液体窒素冷凍凝固療法です。-196度の液体窒素を綿棒に含ませていぼに押しあてたり、スプレーで吹き付けたりしてイボの組織にダメージを与え、除去する方法です。

※記載のない内容でも、お気軽にお問い合わせください。

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福岡 形成外科/美容外科/美容皮膚科 ブリスクリニック

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